コンサルティング・サービス
“部分最適からの脱却”を支援し、”全体最適”に導く
日本企業の多くは”部分最適”の考え方に囚われています。長引く不況や激化する販売競争に勝ち抜くためには、部署ごと・工程ごとの「生産性」や「稼働率」といった評価指標を根底から見直し、”企業全体の利益への貢献度”を基準とした新しい評価指標を取り入れ、改善を進めていくことが必要です。
IKCは企業改善のコンサルタントとして、この”全体最適”の考え方を企業全体に浸透させることで、「現在から将来に渡って儲け続ける企業」へと導きます。
“ワイガヤスタイル”で継続的改善を実現
IKCのコンサルティングスタイルは、全員が意見を言えるワイガヤスタイルのワークショップ方式を採用し、改善のP-D-C-Aを確実に回す方式を採用しています。
これは、工場を巡視し指摘・指導するといった従来の形態ではなく、参加メンバー自らが考え納得して行動することを基本としています。
改善活動の主役は従業員です。コンサルタントは企業にとって「一時的な存在」に過ぎません。企業の”継続的改善”を実現するためには、時代の変化に対応できる応用力を持った人材を育てることが重要です。
私たちは改善活動の中で、必要なスキルや問題点、改善案の助言に徹することで、従業員の自主性を尊重します。この「自分達がやった!」という”達成感”こそが改善活動への興味と意欲を創出し、人を成長させます。ひいては、それが企業の継続的改善に繋がると、私たちは考えています。
企業内研修
IKCは”人材育成こそがコンサルタントの使命”と考え、わかりやすく、納得感のある研修を提供するべく、日夜努力を続けています。その中で生まれ、ご好評を頂いているのが、IKCの体験型研修です。
体験型研修
「楽しく、わかりやすく、実践的」な改善研修を目指し、ご用意した研修サービスです。
見るだけ、聞くだけの研修ではなく、業務の問題点を「ゲーム」として抽象化した形で体験したり、実際の事例を元に参加者が問題解決に挑戦することで、問題解決への応用力を養い、実践的な知識を短期間で身につけられる点が特徴です。
研修カリキュラム
TOC研修 | 製造業向け改善研修 |
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TOC入門 | 基礎から学べる現場改善 |
DBR入門 | 製造現場の改善技術入門 |
CCPM入門 | ライン管理者の改善技術入門 |
スループット入門 | 生産管理の改善技術入門 |
思考プロセス入門 | 調達・物流の改善技術入門 |
※ 研修内容はお客様のご希望に合わせ構成します。お気軽にお問い合わせください。
改善ゲームの例:ライン作業改善ゲーム
項目 | 内容 |
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目的 | 同じ生産能力を持つ複数工程の生産ライン(バランスライン)において、仕掛量や完成数にバラツキが発生するのはナゼか?また、なぜ生産予測は低い方に外れるのか?について、その原因と対策の方向性を学ぶ。 |
効果 | 生産ラインにおける変動性(バラツキ)と従属性(工程順序)が生産ラインに及ぼす影響(仕掛り量・完成数の変化)を知り、その改善方法を体験する。 |
人員 | 5~6人/1チーム |
所要時間 | 約1.5時間(2回のゲーム+アイデア発想) |
ゲームの概要 | 生産能力の等しい直線的な生産ラインにおいて10日間の生産を行い、生産予測と結果(生産高)を如何に平均値に近づけるかを競うゲームです。
【ゲームのイメージ】
※ 作業結果を表に残し、予想値との差異原因の究明や対策を考えます。 |
その他のサービス
企業の多種多様なご要望にお答えするため、研修やコンサルティング以外にも下記のような業務についてもお手伝いをさせていただいております。
工場診断
工場見学やヒアリングにより企業の現在の実力を客観的に評価(5段階評価採用)し、弱み・強みを明確にすると共に、改善すべき方向性をご提案します。
ワークサンプリングによる間接業務の数値化
開発や設計業務などの頭脳労働及び、間接部門の業務や現場の附帯作業などは、現場作業と違い業務内容や必要工数が分かりにくいものです。
ワークサンプリング法は、このような数値化が難しい「目に見えない・分かりづらい業務」を、客観的に捉え数値化する分析手法です。 しかし、この分析方法は多くのサンプリングデータを必要とするため、数日間工場内を歩き回るなど大変な分析作業となります。
そこで、この分析作業をプロであるコンサルタントが代行することで、生産に支障を与えず、客観的に作業を分析することで、間接業務の数値化を行うと同時に、問題点の摘出を行い改善の方向性をご提案します。
講演活動
TOCの方法論やその他改善技術についての講演も承っております。
(過去の講演実績は「主な実績」ページをご参照ください。)
なお、各種ご依頼につきましてはお問い合わせページよりご連絡をお願いします。