今回は、CCPMを利用する際に有効な支援ツールについて紹介します。

紹介するのは、プロジェクトを計画・管理する時に有効な、日本語版のソフトウェアーです。

ただし、私自身が実際に使ったことのあるソフトは、2年以上前に利用したCCPM対応プロジェクトマネジメントソフトウェア「BeingManagement」だけであるため、多少偏った評価となっている可能性がありますので、その点についてはご了承下さい。

BeingManagement

▼主な特長

1.直感的なプロジェクト工程の作成・管理

付箋紙の感覚で使えるネットワーク図とガントチャートのデータ連動を実現し、プロジェクト工程の計画時だけでなく、進捗管理実行中の作成・編集・修正も簡単です。

1画面で双方を見ながら編集作業ができるので、直感的に工程を作成できます。

また、タスクの階層化表示が簡単な操作でできますので、計画段階では詳細が不明なタスクなどは、プロジェクトの進行状況に応じて後から詳細に定義できます。

さらに、表計算ソフトウェアや他のプロジェクト管理ツールとのデータ連携も可能なので、既にご使用中のプロジェクト管理ツールのノウハウも無駄になりません。

その他、工程作成に不慣れな方でも、ソフトウェアのボタン配列通りに操作すると計画作成から進捗管理まで簡単にでき、すぐにご活用いただけます。

2.より忠実なCCPMの実践

CCPMでは、不確実な事象、遅れなどの変化の発生を前提としたバッファ(安全余裕)をプロジェクトの最後に配置します。

これは、プロジェクトを遅れから守るだけではなく、バッファの色(緑、黄、赤)によりプロジェクトの危険度を表し、迅速な判断と対策実行を可能にしています。

『BeingManagement2』では、今まで以上にCCPMの効果を実感していただけるように、「リソース一括割り当て機能」、「特定リソースの負荷平準化機能」、「2つのバッファ計算オプション機能」、「傾向グラフとプロジェクトメモ連動機能」、「リソースマネジメント機能」を強化しています。

3.システム管理の簡易化・時間短縮

企業や部門全体でのプロジェクト管理を促進するためにリッチクライアント方式を採用し、ソフトウェアの操作性は向上させつつ、ソフトウェアの導入やデータ配布作業の削減、プロジェクトデータのセキュリティ強化を実現しています。

また、プロジェクト毎に関連するドキュメントが登録でき、情報の分散を防ぎ一元管理できます。URL登録も可能で、他WEBサイトとの連携もスムーズです。